【猫に牡丹】に込める想い
バランス、幸福、繁栄
の意 を込めています
中国において
耄耋(もうてつ)とは、猫と蝶の組み合わせのことを言います。
猫は耄(もう)、蝶は耋(てつ)と 発音がそれぞれ同じことからです。
中国の古説集『礼記(らいき)』に、
「七十を耄といい、八十を耋という」と書いてあることから、
猫と蝶を描いた「耄耋」は、長寿を願うおめでたい絵とされています。
耄耋図は、牡丹とともに描かれることが多くあります。
牡丹の花が
正午に大きく花を開くのに対して、
その明るい日差しのもとで猫の瞳孔は
細くなるため、
そんな両者を描くことにより
正午であることが表現されているわけです。
この描き方には
幸福や繁栄を願う意味が込められている
といわれています。
牡丹の花が開く時間には
猫の黒目は細くなり
牡丹の花が閉じる時間には
猫の黒目は大きくなることより
私は、ここからバランスの意も
受け取っています。
大輪の牡丹と可愛らしい猫の絵からは、
愛や癒しも感じられますね。
このようなことから
心身寄添処『猫に牡丹』
に関わってくださる方々全てが
心のバランスを取り、
幸せを感じられたその先の、
未来の繁栄を願う、という想いを
『猫に牡丹』
込めています
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